広報を読む

  • 市町村から出される広報は、平等に情報を受け取れるように読みにくい住民用に音声版が出ていることが多いです
  • 図書館にある「代読サービス」を利用する方法もあります

新聞を読む

  • 紙版より電子版が読みやすいです!スマホでもPCでもブラウザの上部にある、横線が複数本かかれたデザインのところを押すと、テキストだけが別のウィンドウで表示されます。その文字サイズも簡単にできるし、行の折り返しも自動で枠内に収まっているので、大変読みやすくなります。
  • ボランティアによる、新聞代読サービスがあります
  • マイニュースというPCのソフトを使ってネットニュースを見る(聞く)

本を読む

  • 自分にあった文字のサイズを知ること!長文を読むときは大きければいいというものでもないです
  • 電子書籍は、文字サイズや行幅や反転色の設定が自由にできるのがいい
  • なるべく疲れない姿勢で読む
  • 全部を一生懸命読むと疲れるので、読みたい箇所を重点的に読むという力配分をする
  • 見出しなどから本質を読み取る工夫
  • 一度読み上げてもらってから(人からでもPC音声でも)自分の目を使ってじっくり読む

外出移動その他

  • 暗順応が悪いので、現在いるところより暗いところに入るときは一度目を5秒ぐらいつぶってから暗い場所に移動すると見やすい
  • 初めてのところは、入り口でまず全体像を把握してから中に入る
  • 白杖を実際に杖として使わなくても、外出先でちょっと手助けが必要なときは折りたたみ杖を手で持っているとコミュニケーションがスムーズにいく
  • 初めての場所に行くときは、出かける前に入念にルートをチェックする。電車のホームの番号、階段の位置、発射時間、などなど

自動ドア

  • ガラス枠の切れ目の判断は難しいです。
    慣れたところ以外は、入る前に立ち止まり人の動きを観察
  • 橋から壁づたい(扉づたい)に歩いて開いたらそこがドア

ランドマーク

  • 音声信号
  • 慣れない場所で感覚をつかむのに、歩数を数える。数を覚えなくてもいいように、最初左ポケットにいれておいた小物を100歩ごとに右ポケットに移動させる
  • 駐車場などの位置も番号ではなく、近くの木などのランドマークまでの歩数を覚えておいた方がわかりやすいことがある
  • 木や郵便ポストは歩いているときのランドマークになる
  • 地面から突出しているものすべて(白杖歩行のとき)
  • 視覚を使わずに歩くときは、音の出ている店(楽器店など)、匂いのある店(食堂、ケーキ屋、床屋、花屋など)、足の裏の感覚でわかるもの(点字ブロック、歩道の傾斜、凹凸)、皮膚の感覚でわかるもの(風の流れ、陽の当たる方向)
  • 大きな看板、地下鉄入り口、歩道橋

道に迷った時

  • 基本は直前のランドマークまで戻る。ランドマークが見つからなかったら迷わず人に聞く
  • 不慣れなところは、決してぼんやり歩かない
  • 迷うことを初めから想定して、早めに家を出る
  • テレビ電話で聞く

電車の利用

  • 運賃は、ICカードで
  • 乗り換えのルートは知っていても、ネットでルート検索した結果を確認しながら移動すれば、行き先の表示がみえなくても、出発時間で目的の電車にのれます
  • 事前に「駅員さんのいる場所」「切符販売の場所」を調べておく
  • 降りる駅で教えてもらうように車掌さんに頼んでおく
  • 時刻表はiPadなどに写真にとっておいて、必要なときにその写真を手で拡大してみる。
  • 切符の購入や構内誘導などすべて駅員さんに援助依頼
  • とにかく音声案内に耳を傾ける
  • 駅員さんにサポート依頼する
  • 電車がしっかり止まってから乗り降りする

バスの利用

  • 行き先表示は、文字でなく、数字を覚えます
  • 事前に調べた時刻で行き先を判断
  • 降りる停留所を運転手さんに伝えて、到着したら教えてもらう
  • 時刻表はiPadなどに写真にとっておいて、必要なときにその写真を手で拡大してみる
  • 空いている席がわからないときは、人に聞く(白杖で単独移動中)
  • ロータリーにつくときは、降りるときに到着した乗り場番号を確認
  • お金(カード)を払うところなどで、もたついてしまう時は、折りたたんだままの白杖を見えるところに持っていると、周囲が事情を察してくれて少し気が楽に
  • 往路、復路のバス停の位置を確認しておく

信号機の利用

  • 信号機が見つからない!というときは、横断歩道の縦線の延長線上にないか辿ってみる
  • 今赤?青?、と点灯色がわからないときは、車の流れの音で判断(ある程度交通量の多い場所)。念のため渡り始めるのは、流れの変化が一巡して間違いがないことを確認してから
  • 信号が見えないとき、ない場所では、音を頼りに、手をあげて渡る。白杖だけでは目立たないから
  • 交差点では左折車に注意